最年少の作家 團上祐志さんの展覧会
本日もギャラリーは晴れのち曇りのち晴れ
昨年11月にギャラリーゴトウの最年少の作家 團上祐志さんの展覧会を開催しました。
21才、美大在学中の学生です。
ある方に紹介されたのですが、作品の良さを感じながら開催を迷っていましたが
出向いて作品を見るうちに開催を決めたのです。
彼は志の強さでは負けません。家族に美術の道を反対され、
高校を中退し、美大へ行くため働き、お金を貯め美大へ進んだのです
彼の展覧会を開催するにあたり、私は彼の年令をあまり言いませんでした。
ともすると「学生の展覧会」と切られかねないからです。
その時のFacebookには「作品に年令は関係ありません。作品の力を感じてください。」と書きました。そして開催した展覧会は、とても反響がありました。
その中の一枚、ゴールドの抽象画を銀座の老舗、?月堂の社長が見て気に入られ、
リニューアルする?月堂に飾られることになりました。
そしてこの5月、?月堂に晴れて飾られ、本日ギャラリーゴトウ主催、團上祐志さんを囲みお茶会を開催しました。彼に絵について語っていただきました。
画家になる志を決めた中学生の頃の話やニューヨークの展覧会の話など
参加者の質問も交え、興味深くみなさん聞いていらっしゃいました。
彼は語れる人。でも今までは作家は作品を語れなくてはだめだという価値観だったが、
今は「作品は語れるものではないーという東洋思想のようなものになりつつある。」というのが主流になってきているとか!
彼は今、22才。美大4年生です。今年はニューヨークの個展も決まっています。
ギャラリーゴトウでも来年2回の展覧会が決まっています。
可能性に満ち満ちた彼に8名の参加者の熱い視線が向けられました。