西洋美術史
本日もギャラリーは晴れのち曇りのち晴れ
私は画廊でずっとアートのある生活、人生を勧めてきました。
そしてアートのある暮らしを勧めるいくつかの理由の一つに
ビジネスに関する事があります。
今やグローバル社会で海外のクライアントとの話題で
アートの話題ができないと間が持てない、ついていけないという話を
よく聞くようになりました。最近、そういうことから
西洋美術史 という本がベストセラーになっているそうです。
副題には「世界のビジネスエリートが身につける教養」とあります。
知らないと恥ずかしい、ディナーの2時間が持ちません・・という声を
新聞が載せていました。
それが美術館鑑賞にも結び付くと考えられますが、その先に今度は
自分で絵を選んでそれを自分の家に飾って楽しむようになっていったら
どんなに素晴らしいだろうと思います。それこそ私が願ってきたことです。
やっと、私が願っていたことが一歩近づいた気もしています。
まだまだかもしれませんが、20年前よりずっと絵を買うことが
自然になってきているような印象です。
今日は画家で女優の蜷川有紀さんと打ち合わせがあり、銀座6のカフェで会いました。
打ち合わせ中にこの話題になったとき、
婚約者である元知事の猪瀬直樹さんのオリンピック招致の時のことを引き合いに出し
誘致には日本の文化芸術をご自身の著書から引用したり、その素晴らしい歴史やしきたりを
説いたと話されました。これもアートへの造詣があり、成功に導かれたことなのでしょう。
やはり文化芸術への造詣は必要なことだと深く納得したのでした。